| 6月30日本庄地区で「ひゃくまんべん」のご祈祷が行われました。これは別名「夏祈祷」「土用祈祷」または「虫送り」などと呼ばれており、何時の時代より行われているのか記録に乏しく特定は出来ませんが江戸時代には行われていた様です。以前は各地区で行われておりましたが、今現在は本庄地区だけに残る行事となっています。
「ひゃくまんべん」の名前の由来は、車座になって大きな数珠を繰りながら、大勢で光明真言を何度も称えますので、のべ回数にすればかなりの数を称える事になる所から、「ひゃくまんべん」と呼ばれる様になったのでしょう。 |
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| 「ひゃくまんべん」と言う呼び方の外に「夏祈祷」「土用祈祷」また「虫送り」などと呼ばれていますが、これは昔から夏に患うと暑さで体力を消耗し長患いになる事が多かったので、暑さ厳しくなる土用の入りに、健康で夏を乗り切れる様に、また植えた米や野菜などの作物が、夏の間に病害虫にかからずに秋に豊作を迎える事が出来る様にと願いを込めて、村中が参詣して祈ったと言われています。 | |
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ご祈祷されたお札は各戸に配られ、また村の境界には御札が立てられ、村内に病気や病害虫が入らぬ様、また村内にいる病害虫は、船に乗せて退散してもらえる様にと、小さな船を造り、ご祈祷の後に海に流す週間が伝わっています。 年々、耕作農家が減少し、昔から伝わるさまざまな行事が物の豊かさや又は高齢化 等から、簡素化し省略されていく現代ですが、行事を通じて守られた地域の連帯感や思いやりの心と言うものは一度捨ててしまえば、取り戻すのに倍の労力が掛かるものだと思いますので、種々の行事が続けられる地域であって欲しいと思います。 |